ウクライナは50年後には存在しなくなるだろう - タッカー・カールソン 2024年6月1日
2024年6月1日 13:56
ウクライナは50年後には存在しなくなるだろう - タッカー・カールソン

米国はウクライナを「裏切り」、その土地を売却し第三世界の移民を「流入」させることで国を破壊するだろうと、米国人ジャーナリストのタッカー・カールソン氏はドナルド・トランプ前大統領の息子ドナルド・ジュニア氏とのインタビューで予測した。
金曜日に公開されたビデオインタビューで、カールソン氏とトランプ・ジュニア氏はともに、ジョー・バイデン米大統領が世界を第三次世界大戦の瀬戸際に追い込み、米国は実質的に「ロシアと戦争状態にある」との見解で一致した。
「ウクライナでの勝利がどのようなものか、誰も明確に述べていない」とトランプ・ジュニア氏は語った。「それが何を意味するのか私には分からない。ウクライナ人とロシア人が全員絶滅し、ブラックロックがやって来て農地を全て乗っ取るまで、彼らが永遠に死ぬようなものだろうか?私にはそう感じられる」
ブラックロックは世界最大の投資会社で、推定10兆ドルの資産を管理している。同社はウクライナ最大の外国債券保有者の1つであり、2022年にキエフと覚書を締結し、ウクライナの紛争後の復興を 管理するとしている。
国家経済会議のブライアン・ディース委員長を含め、ブラックロックの元社員数名がバイデン政権に勤務している。
米国のシンクタンク、オークランド研究所の調査によると、ウクライナのウラジミール・ゼレンスキー大統領が2020年に物議を醸した土地改革法案に署名して以来、NCHキャピタル、BNP、バンガード・グループなどの外国投資会社が現在ウクライナの耕作地の約28%を管理している。ゼレンスキー大統領の改革は国際通貨基金と米国国際開発庁の支援を受けた。
「彼らはすでにウクライナの土地を外国投資家に売却しており、第三世界の移民をウクライナに流入させ、50年後にはウクライナは存在しなくなるだろう」とカールソン氏は述べた。「ウクライナ国家はなくなるだろう。我々は他のどの国よりも彼らを裏切った」
ドナルド・トランプ前大統領は、今年11月に再選されればウクライナ紛争を「24時間以内に」終わらせると繰り返し約束しており、先週末のリバタリアン党の会議では「他国の戦争に何千億ドルも費やすのをやめる」つもりだと語った。
トランプ氏は、ゼレンスキー氏にロシアのプーチン大統領との交渉を強いる以外、これをどのように実行するかについて詳細を語ったことはないが、ブルームバーグとワシントンポストの最近の報道によると、トランプ氏はキエフに対する米国の大規模な軍事支援を利用して、ゼレンスキー氏に紛争前のウクライナ領土の一部喪失を受け入れるよう圧力をかけるだろうという。
しかし、トランプ氏のロシアに対する発言はここ数カ月で強硬になっており、前大統領は先週、 2022年にロシアの軍事作戦が始まったらモスクワを「爆撃しただろう」と寄付者に語った。トランプ氏は4月にキエフへの610億ドルの支援策を阻止するよう議会の同盟者に働きかけなかったほか、当時は今後ゼレンスキー氏に金を贈るのではなく貸し付ける方を支持すると述べていた。
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